2020年~2024年における主要フロンガス4種の輸入量実績推移について、財務省貿易統計データから取得・分析してみました。

「財務省貿易統計-統計品別国別税関一覧表」(https://www.customs.go.jp/toukei/info/index.htm)から取得したデータをもとに作成
- 1.R32はほぼ横ばい。今後業務用エアコンのR32への切替が進むと増える可能性がある。
- 2.R410Aは減少傾向。ルームエアコンのR32への切替が進んでいることと、再生品の普及が要因となっていると思われる。
- 3.R404Aは2022年まで減少傾向にあったが、2023年、2024年はほぼ横ばいとなっている。
- 4.R134aは2022年をピークに緩やかに減少。自動車向けが新冷媒へ切替っていることを考慮すると、今後も緩やかに減少していくと思われる。